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報道問題 2010-04-23 賛同票[0] 非賛同[0] 票差: 0 賛同 非賛同
タイトル: 迷走する鳩山政権
高速道路の新料金制度をめぐり各報道機関特にテレビ各局は、鳩山首相の迷走ぶりを強調している。その背景に小沢一郎独裁をあたかも強調したい雰囲気が漂っている。だが、内閣と議会が互いに牽制しより良い政策を練り上げることが迷走に値するのだろうか。

半面、小泉政権時代の小泉純一郎の独善的発言に各報道機関は批判どころか持ち上げていたことはハッキリと記憶に残っている。地方切り捨て、障害者の自立支援法、非正規職員の導入拡大、かれの主張した市場原理主義を側面支援の型で報道し続けていた。一方、自殺者の増大、凶悪事件、警察人員の増員、この時代、郵政民営化法案で衆議院を通過したのにも関わらず参議院で否決され、衆議院を解散した愚行にテレビ各局は全面支援を行っていた。当時は議会と内閣との牽制が上手に働いたのにも関わらず、小泉の愚行を批判できない新聞・テレビ各局報道部門の思考劣化を見せつけられた思いであった。

行政と立法が互いに牽制することは、十分にその機能が働いていることに他ならない。自民党政権下では、事務次官会議により大方の政策決定が行われ、各省の事務次官の下に何千人もの官僚を従え政策を練っていたことが現政権との最も大きな違いである。事務次官会議により決定される政策故に天下り機関が無くなることなどないであろうことは予想が付いていた。政治家主導の政策作りを目指す民主党の方針通りに事は進んでいると見るべきではなかろう。
そして、新聞・テレビ各局の報道内容を見るなり読むなりするのだが、口裏を合わせたような記事ばかりが目に付く。視聴者なり読者なりは下手な解説者の説明など読みたくも聞きたくも無いのだ。それよりも一つの事件に対する多くの異なった見方・考え方を知りたいのである。まったく、報道機関の独自性が無くなったといっても良いだろう。現在問題にされている教育の劣化は、各報道機関の中枢をなしている世代から始まっていると解釈したほうが良い。この世代の人間が「教育の劣化」を報道するのだから、日本の社会は益々悪化する。