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その他問題 2010-07-09 賛同票[0] 非賛同[0] 票差: 0 賛同 非賛同
タイトル: 弱者などの言葉は止そう、不運に突き落とされた人々。
いつしか公園のベンチに腰を下ろしていた時、そこで体の逞しい男性と何やら会話になった。その男性は近くの建築現場にトラックで資材を運んできた自営の運転手だった。当時は小泉政権時代で、公共投資が底を尽き、現状の土木・建築工事の実態を説明し、
談合は絶対必要なんだよ!、その言葉を力説して説いていた。日本国内の閉塞感が日増しに強まり、一家の大黒柱が不意の死をつげている、という話など私の住んでいる地域でも起こり、その家庭はこれからという子供もおり、表現尽くせないほどの虚しさを感じていた。このような状況では個人では何の協力も出来ず、国家が率先しなければならない事柄だろう。だが、それらの人に団結する力など残っている筈も無い。以下の文は、私と同じ気持ちでいる人の引用だ。


談合と新自由主義


今、nhkで談合をテーマにした「鉄の骨」が放映中だ。
市場原理主義を国民が支持したおかげで、私の兄の会社は、談合で3000万円の罰金を食らった。最大手は、50億近くの罰金が来た。その結果、談合は排除され、自由な競争がそこでは行われるようになった。一見、すばらしいことのように感じると思われます。

その結果どうなったと思いますか?

兄の会社の属する業界は、資本力で勝る最大手の独壇場になり、小さな会社は淘汰されていき、兄の会社も従業員を大幅解雇せざるを得ず、リストラが毎日の仕事となる有様。
そうしないと生き残れないのだ。

業界は、たった1社により全国シェアー7割になってしまった。
同業者は、1000社あるのもかかわらずだ。
もう誰も逆らう会社はいなくなった。今は、そこの下請けとなる以外生きていく道はなくなりました。

その会社の事務所に行った事がある。
そこには、小泉の肖像が飾ってあった。

談合を粉砕し、市場原理主義万能を掲げ、それを国民が支持したおかげで、
強いものの一人勝ち状態が続き、結果失業者があふれかえった。
これは、兄の業界だけの話ではなく、あらゆる業界で同じ現象が起きてしまった。
税金を無駄遣いするなと国民が支持したおかげで、国は疲弊して行った。
そして、日本の国力は、結果としてGDPが10年も延びないという事になってしまった。

談合と言うのは、最大手が仕切り、小さい会社にもたまに仕事が回るようにして、業界全体が生き延びていこうとするシステムだ。そこには競争がない。だから、小さい会社は、大きくなる事は不可能だし、大きな会社は自分の地位を確保しておく事ができる。
そこには夢がないではないか?と若い頃は、私も反発したものだし、談合に逆らって受注し、手痛い報復を受けた事は1度や2度ではなかった。
しかし、経済が右肩上がりの時は新自由主義が正義になるが、今の日本の経済状態では、新自由主義では立ち行かないと言うのが現場で働いている人間の実感だ。

経済成長が望めない日本では、生きていくためには談合が必要なのではないか?
新自由主義を否定すると言う事は、亀井さんは、はっきりとは言わないが、談合も認めろと
言う事でしょう。談合は、法律違反ではあるが富の配分の仕方のひとつではないかと思う。

また、大規模小売店舗法が改正されて、消費者にとっては、安くていいものが手に入り、しかも遅くまで大手スーパーがやっているので非常にありがたいように見える。
しかしその結果、商店街は、シャッターが閉まり、次々と商店はやめていかざるをえず、商店街は消滅して行った。

私もお店を営んでいたが、少量ずつしか仕入れのできないので、仕入れ値がどうしても高くなる。近所に大型スーパーができて偵察に行って、自分の店で売っている同じ商品が、うちの仕入れ値より安く販売されていた。当然お客は、知り合い以外こなくなり、店はやめざるを得なくなった。うちがやめて半年後に隣の店もやめて、今や商店街は、3分の2はシャッタ−がしまったままだ。後を継ぐことなど到底できないのであいている店も時間の問題で商店街は消滅するだろう。

これは、果たしていい事なのか?
消費者にとっては、安くて新鮮なものがいつでも手に入り、良かったのかも知れないが、その影で商店主たちは、いなくなってしまった。

非常に難しい問題ですが、新自由主義を皆さんは否定しますが、その結果、談合や高いものを買うという事を認めることになるという自己矛盾に陥る事になるのです。

実は、私の中では結論は出ていない。
皆さんの意見を是非とも聞きたいと思う。